こんにちは！株式会社日比野興業は、岐阜県岐阜市に拠点を置き鉄骨工事や鍛冶工事を手掛けております。
鉄骨建方には、玉掛けという作業があります。
玉掛けは、とても奥深い作業なのです！
そこで今回は、玉掛け作業の奥深さをご紹介いたします。
資格保持者でなければできない
玉掛け作業は、資格保持者でなければ行えません。
荷物を安全に運ぶためには、適切な玉掛け用具を選び、正しい吊り方を身に付ける必要があります。
そのため、作業ができるのは労働安全衛生法で定められた資格保持者のみと決められています。
このように、クレーンのフックに荷物を掛けたり外したりする作業には、玉掛け技能の資格が必要なのです。
事前に点検をしっかりと行う
玉掛けを行う際は、事前の点検も重要となります。
まず始業前点検をしてから、現場がどうなっているのかを把握します。
例えば、ワイヤーに異常がないかという点や、重量に対して適切かどうかを確認するのです。
また、クレーンが良好な設置状態になっているかどうかも、要チェックです。
準備完了後はクレーンに作業開始の旨を伝えて、点検が終了します。
作業の工程
玉掛けの作業工程について、お伝えいたします。
玉掛けを行う荷物にふさわしい吊り具を選び、用意するのが第一段階です。
そして、荷物の重量や重心を加味して、荷物を吊り具に掛ける位置を考えます。
吊り上げる前には、実際に用いるワイヤーなどの用具が損傷していないか、上記のように確認を行います。
また、クレーンの運転手との合図も重要です。
合図に従い、クレーンなどを手信号やホイッスルで誘導を行います。
荷物を吊り上げたら、荷物が地面を離れた段階でクレーンを止めて、フックに掛かった状態や傾きをチェックするのです。
最後に荷物を目的地へ誘導し、玉掛け作業が終了します。
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