業務案内

マンションや工場、ホームセンター・スーパーマーケットなどの商業施設をメインに、さまざまな現場での施工を請け負っております。建設現場に資材・部材を搬入し、柱や梁を組み上げます。
鉄骨材にクレーンワイヤーを掛ける「玉掛け」の作業では、鉄骨や建物のサイズ・形状によって適切な吊り方が異なるため、鉄骨鳶としての経験と知識がたいへん重要です。また、安全に作業しながら納期を守るためには、季節や天候にも注意する必要があります。
弊社には数多くの現場経験のなかで磨き上げた技術力が備わっておりますので、高精度・短納期の両立が可能です。安全帯を架けるための設備や飛散・落下防止用ネットの設置など、作業者および通行者さまへの安全対策も徹底しております。

ここでは、弊社の行なう鉄骨建方の作業手順をご紹介いたします。

鉄骨建方は、「下回り（地走り）」と「取付け」の2グループに分かれて作業を行ないます。
◎下回り（地走り）・・・地上にて、荷を吊るための段取りを行なう。
◎取付け・・・地上から吊ってきた鉄骨を、高所にておさめる作業を行なう。

①下回り（地走り）

鉄骨下回り作業のメインは、玉掛け作業となります。
玉掛けとは、クレーンなどで釣り上げるために荷にワイヤーを掛ける作業の事を言います。
簡単そうに見えて、実は鉄骨建方では最も危険で難しい作業です。なぜなら、鉄骨の大きさや形によって、吊り方や、吊った後の角度にまで気を配らないといけないからです。ひとつ間違えれば死亡事故にもつながることもあるので、特に気を付けないといけません。

②鉄骨取付け

地上から吊ってきた鉄骨を取付けます。取付ける際、鉄骨はボルトによって接合されます。
例えば、柱を4本建てたとして、その後、柱と柱の間を梁でつないでいきます。4本の柱を梁で囲み四角をつくり、同じ手順で組み上げていきます。このような手順を繰り返すことで、建物は完成に近づいていきます。

またこの際、柱と柱が少しでも傾いていたり、わずか数ミリの狂いでも梁が入らず苦戦してしまいます。かなりの技術を要する作業と言えます。
また、階数が上がれば上がるほど、風も強くなるため、作業の難易度はあがっていきます。

こういった過酷な環境でも、いかに早く安全に作業を進めるかがポイントになってきます。

鉄骨建方工事にともなう鍛冶工事にも一括して対応いたします。
主な作業内容は鉄骨の加工、パーツの組み上げ、現場での部品加工、梁と柱の溶接、長さを調節するための溶断など多岐にわたります。
これらの鍛冶工事には図面通りの精密な作業が求められます。また、高所で行なわれることが多く、高温のガス溶接機やアーク溶接機を使用します。そのため、熟練の技術をもつ鍛冶工の施工が必要不可欠です。
弊社代表および現場スタッフは一人ひとりが十分な技術を身につけているため、さまざまなご依頼に対応可能です。豊富な経験をもとに培った技術力を余すことなく発揮し、確実に施工いたします。

株式会社日比野興業の業務や事業にご興味を持っていただきありがとうございます。
現在弊社では新たな職人を求人募集をしております。
「鳶って怖い先輩ばかりなんじゃないか・・・」
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